おばんです。
友人の母上の葬儀が午前だった為、午後からの出勤にしてもらった。
昨日までほぼ夏だったのに、また冬のような気温になったからか腰が随分痛く、仕事が結構きつかった。
先日書いた通り、俺はパートではあるのだが、一部社員から副工場長と呼ばれている。
社員もパートも責任は重い会社で、俺の部門は最後の番人みたいなもんで、俺が廃棄物の種類分けをミス、もしくは営業の人持ってきた物に変なの混じっているのを見過ごしたら即クレームである。
パートだから仕方ないかもしれないが賞与の額はもっともらっても良いと思うんだが・・・
まあ仕事の話はこれくらいでいいや。
友人の母親の死に、うちの親父のガン宣告。
立て続けに死に関して考えざるを得ない日が続いたので、少しだけ考えてみたが、やはり俺は変わらないだろう。
今何ともないとしても死の病を宣告されようが、やる事も変わらない。
いつもと同じだ。
先日母親と喧嘩になったが、生まれたら死ぬのは決定事項な訳で、早い遅いは運だと思っている俺とは根本的に考え方が違う。
なんかの小説に人生は死ぬまでの暇潰しみたいな事が書いてあったが、俺もそれはそうだと思うし、その上でもし政府がこれ以上貧困層を支えきれなくなったから、安楽死を認める法案を通したら真っ先に応募する。
念のために話しておくけど俺は自殺するつもりは全くない。
ただ、全てから楽になれて安楽死という方法があるなら俺はそっちを選ぶ。
逃げだと思われようが死んでしまえば、そんな声も無意味。
俺が音楽活動を再開したのは、音楽がまたやりたくなったという気持ちはそんなに強くない。
色々自分なりに普通の幸せを夢見て頑張ってみたものの、普通じゃない奴に普通の幸せというのは思った以上に、かなり高い壁だった。
でも、死ぬまで生きなければならなくて、自分が出来る事は何だろうと考えた時、音楽しかなかった。
ただそれだけ。
好きの度合いで言えば漫画読む方が好きだ。
音楽やっている人達って音楽が大好きでバンドなりユニットなり、作詞作曲、その他音楽に関わる事をやって、それで生活出来る事を目標にしていると思う。
俺は漫画読んだり人の曲聴いている方が楽だし、曲はともかく歌詞を付けたり歌う事は文字通り寿命を削るくらいの気合でやらないと出来ない。
そうまでしてやるなって思うでしょ?
でもね、これも何回か書いているけど、こんなクズのような奴の事を羨ましいと言ってくれる人がいて、やらないのはやりたくても出来ない人からすればふざけんなって思うらしい。
俺は今はそんなに感情が表に出るほど悔しい事もないし、そうだな、でも羨ましい人達はいるよ。
働かなくても大金持ちの人とか。
しかしそういう事じゃなくて、自分で力を持っているのに、それをやらないという行動は間違っていると言う。
中々ね、そういう本音をぶつけて来る人はいない。
その先輩は、本当に音楽が好きでその道に進みたかったのだろう。
それは対面で圧倒される迫力で充分に伝わって、今も同じ事を書いているくらい俺には新鮮な衝撃だった。
前は自分の曲を広めて、プロの作曲家になる事が第一目標だった。
今は違うな。
まあ曲のリリースを重ねて行くうちに音楽だけで生活出来れば理想的だけど、それよりも、たった一人でも良い。
俺の曲を聴いて、心を動かして、こんな駄目な奴でもこれくらい出来るなら俺も自分のやりたい事に挑戦しようと思える人がいたら俺の勝ちだ。
これが一人じゃなくもっとたくさんいれば当たり前に嬉しいが、まずは一人。
ボーカルデビュー曲だし、いきなり1万人みたいな贅沢は考えません。
歌は今まだ日々進化の途中だけれど、自分でもやっているうちに今よりボーカルとしての自信は付いて来ると思う。
その時は歌だけ録り直しではなくて、きちんと全て録り直し、CDにするなり何らかの形にするでしょう。
誤解があってはいけないので補足するけれど、今回披露するものも今の全力を詰め込んだ。
今はこれで精一杯だし、さらに思ったより上手くいったような気がしている。
ただ、もう踏み出したからには今回より次回はもっと良い作品を、その次はさらに良い作品をと重ねていきたい。
寿命がどうとか病気がどうとか、41歳にもなれば今回のような出来事で考えることもある。
一方で考えてもどうにもならない事でもある。
だから、なったら、その時はその時で考えれば良い。
1999年ノストラダムスの予言を信じてニートになった人がいる。
結果、今2019年。
毎回同じ事を書いているが、結局は1日1日全力でやっていくしかない。
俺は落ちる日が多いのは病気やら周りの環境もあるが、これはこれで、どうしようもない事だ。
その時は割り切って、それこそ漫画の世界に逃げて現実逃避もする。
切り替えるには、そういう事も立派に全力で過ごして行く為の過程だと思っている。
期待という言葉は何か見返りを求めているようで好きな言葉ではないが、信じてくれる人が一人でもいるのなら続ける。
間に合うのであればガンになった親父が死ぬ前に何らかの結果を出したい。
自分でもわかっている。
悪態ついて自業自得だとか言ってはいるが、あんたの息子はただの失敗作ではなかったという姿を見せられるかは、全て俺のこれからの行動次第だ。
本当は1曲目の反応を見てから2曲目の選曲をスタートしようと思っていたが、もう考えながら今の作業をやろうと思う。
んじゃまた。
日常と隣り合わせの存在
スポンサードリンク